カスタマイズされたLeica M1を出品致します。2000年にフィルム写真を引退した後、自宅にてオブジェとして保管されていたものです。＜概要＞本機は1996年前後に銀座カツミ堂写真機店にて購入したものです。展示されていた状態は完全オリジナルにて美品ではありましたが、本体バルカナイト前面に大きな亀裂がありました。◎SerialNo.：952 253 （3/18/1959に485台が製造された記録）◎採光窓内ギザ◎シングルストローク◎ボタンリ式ワインド（後期型ですので、プッシュロック、巻き上げリリースタイプです）◎初期のライカM特有の極めてきめ細かく美しいクローム仕上げです。上記仕様のM1を当時親交がありました、カナダのR.M.氏（Leits WetzlarよりCanada Leitsに移動された技術者。その後カナダに永住、工房を開かれた方です。）との詳細な打ち合わせにより完成に至った機体です。素人作業、マニアによる改造品ではなく、本場のライカスペシャリストによるモディファイになります。改良点は以下のポイントです。◎バルカナイトシェルの交換◎M2ファインダーのインストール（補修パーツではない新品）◎ファインダー内50㎜フレームに加えて35mmフレームの追加◎M4で採用されたラピッド・ローディングシステムの導入◎M4-2以降のLeica Winder-M利用可能なワインダー用カップリング機構導入＜現状＞◎バックドアのバルカナイトが一部剥離、脱落しております。（画像2枚目にてご確認ください。必要により要修理）◎シャッターはB・スローガバナー含み全速稼働しておりますがオーバーホールにて清掃、注油、調整が必要と思われます。◎巻き上げに問題はございません。大変スムーズです。◎M2ファインダーは二重像中央含め、ゴミも曇りもなくクリーンな状態を保っております。記載通り50㎜と35mmのフレームが同居しております。（画像9枚目：画像として大変見にくく、申し訳ございません）◎シャッター幕に経年変化による汚れ・縮みがあり、交換必須を推奨いたします。（画像10枚目をご確認ください）＊本機の出品は一週間ほど、とさせていただきます。